肉離れ
こんなお悩みはありませんか?
急に走り始めたら太ももに激痛がでた
ふくらはぎが腫れて痛みが取れない
ブチッという嫌な音と共に痛みが走った
ふくらはぎに激しい痛みが出る
太ももが激しく痛い
こんな症状ありませんか?
肉離れは回復するまでの期間が長い上、再発を起こしやすい怪我です。スポーツを楽しむために、または目標に向かって頑張るためには、なるべく避けたい怪我でもあります。
肉離れの起こりやすい状態を知って予防をし、もしも起こってしまった際にはすぐに対処ができるよう、準備しておきましょう。
肉離れで知っておくべきこと
肉離れは、筋膜や筋線維が断裂した状態のことを指します。特にスポーツをする方に多く見られる症状です。
肉離れを起こした場合は、まず運動を中止することが大切です。ストレッチや痛めた筋肉を収縮させると、筋肉の傷口が広がり、出血量が増える可能性があります。
肉離れを早期に軽減するためには、急性期(肉離れ直後〜3日間)にRICE処置(患部の安静、冷却、圧迫、挙上)を行うことが重要です。軽症の場合、1〜2週間程度で回復が期待できますが、中等度や重症の場合は運動を再開するまでに4週間から6週間を要することがあります。
肉離れは、適切な治療を行わないと筋肉の機能不全が残る可能性があります。特に重度の場合、怪我をする前の運動レベルに戻すことが難しくなるケースも考えられます。
また、肉離れの原因として、筋肉疲労の蓄積、加齢、ウォーミングアップの不足などが挙げられます。日頃からストレッチを行い、予防を心がけることが大切です。
さらに、肉離れがある際にはマッサージを行わないでください。筋肉が再び断裂する可能性が高まり、炎症を強めて悪化するリスクがあります。
症状の現れ方は?
筋肉の強い収縮や過度な伸長によって筋肉が断裂し、突然鈍い痛みを感じることがあります。押すと痛い、ストレッチをすると痛い、力を入れると痛いといった症状として表れることが多いです。
肉離れはスポーツ競技中に発生することが多く、特に太ももの裏側(ハムストリングス)、太ももの前側(大腿直筋)、ふくらはぎ(下腿三頭筋)の順に起こりやすいとされています。
また、筋肉疲労の蓄積、加齢、ウォーミングアップの不足などが要因となります。さらに、転倒しそうになって踏ん張ったり、足を滑らせたりした際のちょっとした動作でも発症する可能性があります。
肉離れは軽度の場合でも、回復までに2週間近くかかることがあり、適切な対応が重要です。特に重度の場合、施術を受けないと怪我をする前の状態に運動レベルを戻すことが難しくなる可能性があります。
その他の原因は?
筋肉疲労の蓄積、加齢、ウォーミングアップの不足などが要因とされています。また、転倒しそうになって踏ん張ったり、足を滑らせたときなど、ちょっとした動作でも発症する可能性があります。
筋肉が硬いまま運動を行うと、肉離れが起こりやすくなると考えられます。特に、普段運動不足の方が久しぶりにスポーツをした際に発症するケースが多く見られます。
肉離れの主な症状としては、疼痛、内出血、損傷部の陥凹などが挙げられます。肉離れを起こした場合、まずは運動を中止してください。ストレッチや痛めた筋肉を収縮させると、筋肉の傷口が広がり、血管の損傷と出血量が増える可能性があります。
また、水分不足やミネラル不足も関係している場合があります。
肉離れを放置するとどうなる?
柔軟性や筋力が衰えると、運動機能が低下します。
また、血腫(けっしゅ)や瘢痕組織(はんこんそしき)が形成され、しこりやつっぱり感などの違和感が残ったり、周囲の筋肉に負担がかかることで、肉離れを繰り返しやすくなる可能性があります。
さらに、最悪の場合、歩行が困難になったり、痛みをかばうことで身体の歪みにつながることも考えられます。肉離れの治療を進めるには、適切なリハビリを行うことが大切です。
また、肉離れが発生した直後は炎症が進行しているため、以下の行為は避けるようにしてください。
無理に動かすこと、温めること、マッサージをすること、無理なストレッチ、アルコールの摂取など。
当院の施術方法について
基本的には保存療法が行われます。装具などによる固定を施し、ある程度痛みが軽減してきた段階で運動療法を取り入れることが多いです。
傷ついた部位や肉離れが起こっている箇所の痛みを軽減させる施術と、筋肉の修復や回復を促進する施術を行います。また、包帯やテーピングを用いて痛めた部位を固定します。当院ではストレッチや電気施術も行っております。
損傷度や患者様の生活スタイルに合わせた施術をご提供させていただくことが当院の強みです。早期回復を目指すため、関連する筋肉に対してマッサージなどの施術を行うことで、症状の軽減が期待できます。
適切な施術を受けることで早期の回復が期待できますので、お困りの際はお早めに整骨院へお越しください。
改善していく上でのポイント
・安静にする
怪我をした脚に体重をかけないようにし、安全な場所に移動します。
・冷やす
氷やアイスパックなどを使って患部を冷やし、痛みや腫れの軽減が期待できます。ただし、冷やしすぎると血流が滞る可能性があるため、30分程度を目安にしてください。
・圧迫する
圧迫バンドや包帯などを使用して患部を圧迫し、腫れを抑えます。
・湿布を貼る
痛みや炎症を抑える成分が含まれている湿布を使用することで、症状の軽減が期待できます。
・下肢挙上する
膝を軽く曲げ、ソファやクッションなどを使って足を高く持ち上げる姿勢をとることで、痛みの軽減が期待できます。
肉離れが起きた際には、無理に動かすことや患部を温めること、マッサージを行うこと、無理なストレッチ、アルコールの摂取を避ける必要があります。