帯状疱疹後
帯状疱疹後の神経痛に悩まれる方も多いと思います。例えば、
服が擦れて痛い
風が身体にあたって痛みを感じる
夜中に痛くて起きてしまう
など、様々な症状があると思います。
その他に整骨院でよく見られる症状として、帯状疱疹からの
腰や背中の痛み
坐骨神経ラインでの痛み
などが挙げられます。
鍼施術などで神経に対してのアプローチを行う施術が必須になってくると思います。帯状疱疹を放置してしまうと顔面神経麻痺などの重症な後遺症が残ることがあります。
帯状疱疹後に対する当院の考え
帯状疱疹から起こる神経痛に対処する際には、筋肉や関節などの異常は見られません。代わりに、皮膚の表面を注意深く観察する必要があります。少量の赤みを伴った湿疹が見られることがあります。
帯状疱疹は、まず痛みが表れ、その後に湿疹が発症するため、帯状疱疹からの神経痛や背部、腰部の痛みであることを確認するために、性別や年齢を慎重に把握することが重要です。以前は20代から高齢者に二つのピークがあると言われていましたが、最近では40代から50代の女性が多いようです。
患者様には、皮膚科を受診し、痛みを和らげるために鍼施術を受けることをお勧めしています。手技だけでは神経へのアプローチが不十分であり、痛みが持続する可能性があるためです。
患者様の症状に対する詳細なヒアリングを行い、最適なアプローチを提供できるよう努めています。
帯状疱疹後を放っておくとどうなるのか
小さな頃に感染した水疱瘡ウイルスが原因で帯状疱疹が発症することがあります。
この疾患は放置しても自然に治癒することがある一方、39度以上の発熱や頭痛などの症状を引き起こすこともあるため、注意が必要です。特に頸部で帯状疱疹が発生した場合は、失明や顔面神経麻痺などのリスクが高まることがあります。また、帯状疱疹後の神経痛(坐骨神経痛など)も発生することがあります。
頸部に湿疹が現れた場合、皮膚科を受診することが非常に重要です。早期に診断し、施術を開始することが大切です。柔道整復師や鍼灸師として、まずは病院を受診してもらうことを推奨します。
帯状疱疹後の軽減方法
帯状疱疹後の坐骨神経ラインでの痛みや痺れ、背部腰部痛に対して、鍼施術を行うことによって軽減することがあります。
鍼施術の利点は、自覚症状や不定愁訴の症状、神経痛による身体の不調を軽減し、体質の改善が期待できる点です。手技だけでは軽減しにくいものに対してアプローチができる施術方法であり、ツボ(経穴)や深層の筋肉、神経に対して的確にアプローチできるため、効果が期待されます。
坐骨神経痛などの神経にアプローチすることも、鍼施術と手技施術を組み合わせて行うことが、軽減への第一歩となるでしょう。
帯状疱疹後の軽減に効果的な当院の施術メニューは?
当院で提供している施術メニューは手技施術、温熱療法、および鍼施術です。
手技施術では、帯状疱疹後の神経痛の原因である神経支配の筋肉や神経にアプローチし、症状の軽減を目指しています。また、背部痛や腰痛の方にも同様に筋肉の緩和を行うことが可能です。
温熱療法は、手技施術で緩和した筋肉の血液循環を促進する効果があり、血管へのアプローチも行えるため、非常に効果を期待できます。
さらに、鍼施術は手技だけでは届かない深層の筋肉や神経にアプローチし、リラックス効果をもたらす施術です。疲労やストレスの緩和、蓄積を防止する効果が期待でき、帯状疱疹後の施術として最適です。
その施術を受けるとどう楽になるのか
手技施術、温熱療法、鍼施術により、帯状疱疹の症状である夜間の痛みによる不眠や皮膚の痛みが1ヶ月ほどで軽減し、楽な状態になります。また、湿疹がある段階から施術を始めることで、神経痛などの後遺症を防ぐことができます。
帯状疱疹の症状では交感神経が優位になることが多いため、鍼施術によるリラックス効果や原因へのアプローチ、手技施術や温熱療法による血流促進が効果を期待できます。これらの施術を組み合わせることで、生活の質が向上し、薬を使わずに症状を軽減できることがあります。
帯状疱疹後の神経痛や背部痛、腰痛にお悩みの方は、ぜひ当院の施術をご検討ください。痛みによる寝不足などの問題を軽減し、生活の質を向上させましょう。
軽減するために必要な施術頻度は?
毎日の通院が理想的ですが、最低でも週2回の通院が必要だと感じています。自宅でのセルフケアが難しい帯状疱疹後の施術は、施術院で行うことがベストです。
通院を忘れてしまうことがある方も多いですが、LINEでの予約配信や1週間空いた場合にはこちらからご連絡しますので、通院を忘れる心配はありません。再来指導や患者様の状態管理もスタッフ間でしっかり共有しています。
薬を服用せずに保存的に症状を軽減するために、安心して通院していただき、帯状疱疹後の辛い症状を一緒に克服していきましょう。どうぞお気軽にご相談ください。